タディのブログ

人狼ゲームのことや、猫カフェの画像や身近に起きたことを適当に書いてます。旧薫平ブログです。

インプットとアウトプット量は平均化した方が良いという話

最近、会社にも新卒が入ってきて、やれ「7つの習慣」だ「人材の神話」だ「誰のためのデザイン?」を読め、なんて話が春の風物詩のように聞こえてくる昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか。

これは、あくまで一般論(と自分は思っています)けれども、そのような本を読む前にもっとシンプルに一言で伝えるべきことってあると思うんですよね、という話をします。

あ、上記のような本を読むのを否定しているわけでなく「もっと簡単な内容から教えるべき」って話です。

それは題名にもある、インプットとアウトプットの量を平均化(50:50)です。

今の時代は「7つの習慣」が書かれた時代よりも、遥かに多くの雑多な情報が大量に一度に伝わってくる時代です。

重要なことを優先する、とか言っても、そもそも「大量に溢れてくる情報の中から、何が重要なことなのか選別する資源」(資源=ここでは、知恵、時間などのこと)が十分にその人に備わっているのか?

ここが、非常に疑問です。

よくありがちなのが、インプット量が過剰になり、アウトプットが疎かになるということ。

どんなに沢山の本を読み、どんな知識を身に着けても(インプットしても)、それを利用しなければ(アウトプットしなければ)意味が無い。

はっきりいって、インプット過多の人は、声が大きい割に仕事ができない人が多いです。アウトプット過多の人は仕事の質に問題のある人が多いです。

インプット過多の人の代表的な欠点は、知識に見合った知恵がなく、プライドが高く、周りの時間を奪います。

アウトプット過多の人の代表的な欠点は、一見仕事が出来るように見えますが、チェックが甘くリテイクが多かったり、ともすれば、クレームの温床を作る傾向にあります。

どっちも好ましくありません。

自分は、人間は、そもそも好奇心の生き物で、インプットには快楽を、アウトプットには苦痛を得る生き物だと思っています。

だけど「仕事をする」というのは「インプットしたものをアウトプットする作業」です。

とすれば、その快楽の割合が苦痛を超える割合であるということは、自分に甘いってことでもあります。

かと言って、必要以上の苦痛を与えると長続きしません。

だから50:50という平均化が必要だと自分は考えています。

毎日50:50である必要は全くなく、今週はインプットの週、来週はアウトプットの週、なんていうのもアリだとは思いますが、なるべく平均化した方がいいのではないでしょうか。

方法論としては、例えば一種類(1冊、でないことに注意)の本や知識を得た後に、それを活用するまで、次の本を読まない、なんていうのが一見簡単な方法です。実は、凄く難しいことですが、わかりやすい平均化の例です。

ちなみに、自分は最近会えてインプットを落としています。

少なくとも、現職において前職のようなインプット量は必要ないと考えるからです。(過去のインプットをアウトプットするだけである程度目的を達成できるから、インプットの質を高め、量を少なくし、アウトプットの量を多くしている)

立場や役目が変われば変わるんでしょう。

ではでは、今日はこれまで。