個人的には、このゲーム、基本的に初手に兵隊がいないと、やる気の出ないことが多い。
実際は武将が国力としておけるから、絶対的な問題はないんだけど、やっぱりなるべく武将よりも兵隊で国力を出したい。
というわけでトレカによくある計算を三国志大戦TCGに合わせて考えてみる。
昔MTGで頑張って計算していた知識を頑張って思い出しながら書いてみよう。
注意!
古い記憶と拙い頭で書いているので間違っていても知りません!
初手に1枚兵隊が手札に来るには何枚兵隊をデッキに入れればいいのか?
先手(ドローなし)、単色、デッキ50枚の時に初手に兵隊が1枚来る期待値はこんな式で求められる。
兵隊×引いた枚数の枚数/デッキの枚数 = 1
つまり
X*5/50 = X/10
X=10 を代入すると
10/10=1
なので、50枚デッキで初手に一枚兵隊が来るのを期待するには、10枚の兵隊を入れれば良い事になる。
この式は1コスの武将を1ターン目に出すための期待値と同じ。
つまり、いわゆるウィニー、マナカーブ重視デッキにしたいならば、1コス武将は10枚あれば良いってことになる。
と、単純に考えられれば確率計算は簡単なんだけれども(笑)
実際は兵隊と1コス一枚ずつ欲しい。
なので、その場合の計算式はちょっと面倒になって。
X*5/50 =1
Y*4/49 =1
が両方成立しなければならない。
Xの式の答えは前述のとおり10で、Yの答えは約12。
つまり、兵隊が10、1コス武将が12枚あれば安定的に1ターン目に1コス武将が出せるということになる。
でも、そこにマリガンがある。
1枚の兵隊カードが初手にあれば、残り四枚はマリガンできる。
つまり、計算式は
Z*9/50=1
結果は5.5555・・・
じゃなくて
実際にやることは次の計算が正しい。
α*4/45=1
結果は11ぐらい。
また、期待値ではなく%で計算するとまた違う。
50枚のデッキに10枚入れて5枚引いて1枚以上来る可能性は68%くらい。10枚(マリガン前提だと)92%ぐらいか。
マリガン前提にマナカーブを計算するかどうかは個人の意見が分かれるとは思うのでなんとも言えないけど、こういう思考がデッキ構築の根底にある人と、そうでない人では全く違う次元のデッキ構築になると思う。
こういう計算知っていると独りよがりのデッキとか作らなくなくなるし、「一見強そうに見える」デッキレシピに惑わされなくなる。
実際に何%とかいうよりも、本当に大事なのはこっちだったりするんだよね。
上記の(適当に考えた)計算が間違っていないことを願いつつ、今日はこれまで。