コストっていうか、リソースを考える機会が最近増えてきているんだけど、どうしても時間的リソースの価値っていうのに対し、理解は得られても、決断が得られないケースが多くてモニョモニョしている。
例えば、一日4万円のコストがかかる人間が3人で「必要かもしれない」4万円の月額固定費を計上するのに、3人が月に一日以上必要性を精査するなら、買ってしまったほうが絶対に早い。
ここで問題になってくるのが「必要かもしれない」という可能性。でも、実は、それは問題ではない。必要であるか精査するコストが多いならば、必要性は問題になり得ないからだ。
実際の費用よりも、その費用を支払うことによって生じる心理的ストレスや、安心感、満足度いうのは、人件費と比較になるような金額の多寡の場合、絶対にメリットがあると信じている。
だけど、この考え方自体は割りと理解してくれる人が多いんだけど、実行するには、現実としてお金が出て行くわけで、そんなに単純には行かない。でも、実際に成長している企業というのは、実は、そういうタイムリソースの数的化というコストを上手くコントロール(最適化)している企業だと思う。
自分のタイムリソースに対する有効なマネジメント手法の解答としては、理想は、大事なことこそ能力のある少数の人間に一任すること。もちろん「その能力のある少数」の精査はしなければならない。そしてその少数の足を引っ張ることもしてはならない。それはこの急速なスピードで変化している時間というものに対するマネジメントの唯一の解答だと思う。
少数すら能力のある人間がいないなら、そのコミュニティは滅ぶしかないしね。
※Twitter投稿時より一部加筆、修正しています。