いろいろ考えて、5年以上WordPress&さくらインターネットのサーバー+お名前.comの独自ドメインで運用していた薫平ブログを移行しました。
目次
- 何故移転したのか
- 移転の準備
- はてなブログProにアップグレード
- はてなブログの公開設定を自分のみに変更する
- WordPressのデータをエクスポートする
- WordPressのデータを置換する
- WordPressのデータをはてなブログにインポートする
- アフェリエイトリンクをカエレバ、ヨメレバさんに変更
- h要素のデザインを変更
- 独自ドメインをはてなブログに移行する
- これで終わったと思ったら
- GoogleAnalyticsの設定を変更する
- SearchConsoleの設定
- 最後に
何故移転したのか
もともと、人狼ブログと、個人のブログの統合を考えていました。どこに移転しようか考えていたところ人狼で繋がった勝間和代さんもブログもはてなブログに移転していて、かなり読みやすくなったと感じていました。また、更新頻度も上がっていて、気分転換になるのとい
また、自分で環境を維持する理由がなくなったのも理由です。昔はエンジニアの現場からプライベートでサーバーやプログラムに関して触る時間を作っているのもの理由だったのですが、流石に現場を離れて5年、もうエンジニアとしてガリガリ開発に携わることもないだろうと感じて、運用が楽な方を選びました。
移転の準備
ググれば大体のことがわかる世の中です。
「さくらインターネット はてなブログ」とかでググれば出てくるのですが、だいたい次のようなことをやっています。
はてなブログの公開設定を自分のみに変更する
移行完了までは同じテキストのブログが複数出てしまうのは良くないので、こちらを非公開にします。
WordPressのデータをエクスポートする
ここで一点注意なのは、アイキャッチ画像です。
WordPressのエクスポート機能のデフォルトでは、アイキャッチ画像に関しての情報がエクスポートされず、そのままインポートしたらアイキャッチ画像は全て外れてしまいます。
そこでこちらの記事を参考にして、プラグインを入れてアイキャッチ画像を引き継ぎました。
WordPressのデータを置換する
WordpressのURL構造をはてなブログの構造に変更しました。
これをサボるとリンク切ればかりのブログになってしまいます。
そこで、テキストエディタの正規表現による一括置換で大規模なテキスト置換を行いました。
特に旧ブログでは、画像にcaptionを多く利用していたので、こちらの削除のための正規表現に寄る削除が必要でした。
もちろん一括置換では対応できないところもあるので、そこは泣く泣く手作業です。
よって置換されてないところもあると思います。(←見つけた際は是非ご連絡を)
\[caption.*"\]
\[\/caption.*\]
WordPressのデータをはてなブログにインポートする
はてなブログは、テキスト(DBデータ)だけでなく)画像のインポートに対応していますので、そちらもやります。従来のサイトのドメインからの画像しか移行できないのは地味に困りました。こちらはある程度移行を諦めてます。
また、ブログのURLのディレクトリ設定もここで行ないます。
はてなブログのデフォルトのURL構造は[entry]であるため、wordpressの際の記事に利用していた[archive]に変更しています。
この流れは、こちらのサイトを参考にさせていただきました。
アフェリエイトリンクをカエレバ、ヨメレバさんに変更
書籍紹介ブログパーツ ヨメレバ
https://yomereba.com/
アフェリエイトブログとかではお馴染みのアレです。
自分は実際に読んだり遊んだりしたもののには気が向いたときに付ける程度ですが、インポートしたままだとブログのレイアウトが崩れるので、これを気に設定してみました。
感想、便利過ぎる。制作者様ありがとうございます。
ヨメレバさんのデフォルトのデザインのままだと少し味気なかったので、こちらのサイトを参考に少しデザインを変更して利用しています。
h要素のデザインを変更
デザインテンプレートも豊富なはてなブログですが、見出しには下線を付けて見やすくしたかったので、こちらのサイトを参考に見出し要素のデザインに少し手を加えました。
独自ドメインをはてなブログに移行する
ここからが大変だった。
はてなブログは、サブドメインの利用が必要なため、もともとのドメインが「kunpei.info」だったのにたいして「www」のサブドメインを設定して、CNAMEを設定しました。
自分はお名前.comで取得したドメインのネームサーバーをさくらインターネットのネームサーバーに変更して、さくらインターネット上でWordPressを運用していました。
そこで、一度ネームサーバーをお名前.comに戻してから作業しています。
これは、ドメイン関連の作業を一度でもやったことがある人であれば簡単な作業です。
サイトを単体で表示するためには、一度ここで完了です。
しかし、このままでは、[kunpei.info]と[www.kunpei.info]のサイトは別のサイトであり、今までGoogleの検索結果(index)に登録されていたリンクなどがNot found(404)と見つからないページになってしまいます。
そこでお名前.comのURL転送plusを使って転送設定をしました。
これで終わったと思ったら
さて、これでサイトの自体の設定がおわったので、Analytics関連の設定でもするかと思ったのですが、これが誤りでした。
URLの転送がTOP以外されていない。。。
よくよく調べるとお名前.comのURL転送サービスはディレクトリには対応していないとのこと(TOPだけ)
まじかよ・・・・なんのための機能だよ・・・しかも302って。301じゃないのかよ
このままだと、インデックスの初期化されてなってしまう!
色々回避策を考えましたが、エンジニア(だった)自分目線でもっとも簡単なのは、旧ドメインの「kunpei.info」のドメインを活用して、リダイレクトを設定する方法だと思いました。
そこで、独自ドメインが使えるサーバを用意して、「kunpei.info」のAレコードを設定します。
VirtualHostにRewiriteRuleを設定して既存のアクセスをHTTPレスポンスコード301で転送するように設定しました。
RewriteEngine on
RewriteCond %{REQUEST_URI} (^/archives/tag/*)
RewriteRule ^/archives/tag/(.*)$ http://www.kunpei.info/archive/category/$1 [R=301,L]RewriteCond %{REQUEST_URI} !(^/archives/tag/*)
RewriteRule (.*) http://www.kunpei.info%{REQUEST_URI} [R=301,L]
この作業過程でWordPressのURL構造のタグ(tag)が、はてなブログにインポートした時にはカテゴリ(category)としてインポートされていることに気づいたので、そちらのリダイレクトも対応します。
GoogleAnalyticsの設定を変更する
はてなブログの管理画面には、「設定」→「詳細設定」にGoogleAnalyticsのトラッキングコードを設定する箇所があるので、こちらを設定します。
また、今回は、wwwのサブドメイン付きに移管したため、URLの設定変更が必要した。
こちらは、設定画面からURLを変更するだけでOKらしい
プロパティとビューの両方の設定を変更します。
SearchConsoleの設定
今回は、wwwのサブドメインにしたので、wwwありなし設定をwwwありに変更するだけで対応可能(なはず)
元々プロパティとして設定してた「kunpei.info」とは別に「www.kunpei.info」のプロパティを作成
所有権の設定をした後に、設定→サイト設定から2つとも「wwwありをメインにする」ように設定します。
現状これで問題なく対応できています。
これで本当に終わりです。