タディのブログ

人狼ゲームのことや、猫カフェの画像や身近に起きたことを適当に書いてます。旧薫平ブログです。

【人狼ゲーム】あなたはどちらの占い師を信用しますか?

f:id:kunpei_shadow:20180201174525p:plain

占い師の真偽を考えてみてください

とある人狼会でおきた実際の出来事をモチーフに、自分だったらどちらの占い師を信じるか?
をコンセプトに読み進めてください。
なお、正解はありません。あくまで考える切っ掛けになれば良いなと思います。

人狼のレギュレーション

スリアロ村ルール(狼狼狼予霊騎村6、占いは初日白通知、素村騙り、決選2回はランダム追放)

起きたこと

その事件は初日おきました。
開始早々に2人の霊媒師がCOします。
その名乗りを上げた速度から「霊媒は、真狂目が高い」というのが村の統一見解になります。
霊媒師を処刑対象にするのではなく、それ以外から投票しようという流れになりました。


そこで占い師Aが霊媒師Aに白と言って名乗りをあげました。(会議残り時間5分)
村では様々な意見が出ます。


「占い師は、偽なら潜伏していいが、真なら絶対潜伏しないで欲しい」

占い師の対抗は名乗りをあげず。

霊媒は、真狂の可能性が高いから、能力者以外に投票しよう」

占い師の対抗は名乗りをあげず。

「占い師が1人なら、グレランが良い(霊媒真狂目)占い師が処刑対象を決めれば良いのではないか」


ここで占い師Bが名乗りをあげます。初日の白通知は対抗の占い師Aでした。(会議残り時間2分半)
占い師B目線で、占い師Aは狂人だということです。


あなたは占い師はABどちらが本物だと思いますか?

f:id:kunpei_shadow:20180124160114p:plain






実際の進行

実際の村の進行は、ほぼ占い師Bが偽を決め打たれて、村は滅びました。
しかし、占い師Bが真です。

その主な理由は次の通りです。

  1. 占い師B目線は、霊媒師に人狼がいるということがわかっていた(対抗の占い師Bが狂人であるため、霊媒師は真狼もしくは狼狼)
  2. 村は、霊媒を真狂で見ていた=狼が能力者以外に3人いる前提で、グレラン(※1)にしようと会議を進めていた。霊媒師に人狼がいるならこの前提が崩れる。みんなで合意した村の方針の根底が覆るの占い結果をもっていたのに、なぜ潜伏していたのか。なぜ霊媒師処刑を推さないのか。
  3. 占い師Aの白通知である霊媒師Aが人狼である場合、人狼に狂人が透けている(可能性は50%)。ので、「狂人だから人狼が襲撃すると思って潜伏した」という潜伏理由は、占い師Bの占い結果から考えにくい。


以上が主な理由です。
加えて、占い師BがCO前の議論において積極的に村に有利な提案や発言がなかったことも、その理由だと思います。
対抗が白でなければ、このような信用差は生まれなかったかもしれません。

一番感じたのは「時間消費に関するヘイト(※2)」だと思っていて、占い結果によって「それまで村が話していた議論が無駄になったという感覚」が一番信用を失った結果なのではないかと思います。

タディ自身は「人狼プレイヤーとしての能力と、どのカードを引いたかは関係ない」という立場を取っています。
人狼ゲーム熟練者は、人狼引いても人間らしく、能力者として信用される動きができるし、経験が浅い・慣れていない人は、人狼引いたら顔に出るし、真の能力者でも信用されない動きをものということです。

以上です。
何が正解かはわかりません。わかりませんが、今回は、占い師Bは信用を勝ち取ることはできませんでした。
この記事を読んでいるあなたは、占い師Bを信じることができますか?


※1 グレラン=gray ramdomの略 能力者と占い師から人間だと言われていない人たちに自由投票するという方針
※2 ヘイト=hate。直訳すれば憎悪という意味。人狼ゲームにおいては、論理で決着がつかない差である場合の投票理由になり得る。