全ての創造は模倣から始まる。 芸術は模倣に始まり模倣に終わる。 全ての始まりは、知るということの価値を知ること。 無知なものほど、完全なる独創を望む。 そんなもの、あるわけが無いのに。
アイディアが出る瞬間というのは、自分の中の何かと、自分の中のにあるもの以外の何かが組合わさった瞬間のことを言う。 つまるところ、自分の中に「何か」が無ければ、アイディアなんて出るわけが無い。そして、その何かとは、情報であり、経験であり、願望であり、自分の中のあらゆるものを言う。
ただ、「与えられたもの」は「自分の中の何か」ではない。自分で生み出したもの、生み出そうとするものだけが、「自分の中にある何か」の意味。
他人を知ろうとすること、自分を知ろうとすること、自分が何を知りたいかを知ること。 知ることも大事だけど、自分が何を知りたいのか知ることが、その第一歩。