タディのブログ

人狼ゲームのことや、猫カフェの画像や身近に起きたことを適当に書いてます。旧薫平ブログです。

Salesforce 認定 Pardot コンサルタント (SP21)に合格したのでメモ書き

筋トレの間に仕事と勉強している日々が1年続いている薫平です。
いつ終わるんだこの日々は

その中、Salesforce 認定 Pardot コンサルタント (SP21) に合格にしたので、感じたことをまとめます。
ちなみに一度落ちてます。Salesforceの資格で1発合格しなかったのは、これが初めてになります。素直に悔しい。
合格時は自己採点だと60問中55問正答で合格してます。よほど悔しかったようですこの人。

試験内容について

単純な単語の意味を問うような問題は非常に少なく、本当に「Pardotを使った提案ができるか。提案を実現する設定ができるか」ということを聞いてくる問題が多いです。
Pardotの試験というよりはMAツールの提案力試験という方が良いような印象も受けました。

問題文について

「最大の敵は問題文の読解である」ことで定評のあるSalesforce 認定試験ですが、特にPardotコンサルタントの試験は、その独特の文章が正答に深く関わってくる印象でした。
Pardotコンサルタント試験だと下記のような語句に注意です。

例えば、長文中の次のような用語には要注意です。
「一連の」「継続的な」 =

  • オートメーションルールは、同じプロスペクトに1回だけアクションされる(例外あり)※リスト追加時のアクションとしては問題ないが、継続して行うナーチャリングが設問の意図の場合は?など
  • セグメンテーションルールは実行時に一度だけ
  • ダイナミックリストは適しているようであるが、単体だけではリストなのでアクション部分の記述に注目する

「遡及して適用される」=

  • 完了アクションは過去に遡らないので違う

「データの同期」「ユーザーの同期」

  • それぞれ必要な設定・同期間隔が異なる(コネクタ)

以上が長文の問題文で注意した方が良いないようです。
通常時であれば引っかかるような内容では無いのですが、テスト中だと読み飛ばしがち無いんですよね
長文問題については、上記のような文章のキーワードを試験時に配られる紙に書き出して、選択肢にそれらが含まれているかを指差し確認するのをおすすめします。
また「何ができるか」ではなく「何ができないか」を問うような問題もあるように見えます。
例:
問題文:静的リストAに含まれるプロスペクトのスコアを一度だけ増加させるにはセグメンテーションルールを使う
これは誤りです。セグメンテーションルールはリストとタグ、Salesforceキャンペーン追加に特化した自動化ツールです。(一度だけ)
=スコアの増減には利用できないというのが盲点になりやすいです。

参考:セグメンテーションルール
https://help.salesforce.com/s/articleView?id=sf.pardot_segmentation_rule_action_reference.htm&type=5

うまく時間をやりくりして、勘違いが主な誤答理由になる長文読解を取りこぼさないように意識をするのが良いと思います。

他の試験と異なる点

他のプロダクトと大きく異なる点があります。それはエディションよる違いです。
Pardotスペシャリスト試験では、ほとんどPardotのエディションによる違いは感じなかったのですが、Pardotコンサルタントは、BU(ビジネスユニット)関連などAdvancedエディションなど上位のプランが前提の設問が多い印象を受けました
Pardotコンサルタント試験は、その問題の内容からAdvanced以上を想定しているところがある = 主に利用しているPardotエディションがPlus以下であれば無理に取得を狙わなくても良い試験なのかと思います。

要注目ジャンルとその参考情報

最後に、一度目不合格になってから再度弁償した機能を羅列しておきます。

グレードとプロファイルについて
単純な設定方法の他、その増加、減少はどの自動化ツールでできるのか? どうやって活用するのかまで視野に入れたほうが良いと思います。
https://trailhead.salesforce.com/ja/content/learn/modules/pardot-lead-scoring-and-grading/use-gradingtrailhead.salesforce.com

Lightning アプリケーション向け B2B Marketing Analytics
これはできれば実際に作ってみたいですが、最低限フィルターと、利用条件となる権限セットなどについては知っておいたほうが良いと思います。
これは、Pardotの試験というよりはアドミン試験についじるものがあります。
trailhead.salesforce.com

ビジネスユニット(特にユニットチェンジャー、利用開始までに必要な設定について)
複数のビジネスユニットに所属する場合の切り替えなどに注目です。
参考:ビジネスユニット実装ガイド

EngagementStudioの受信リストと抑制リストの関係性について(=どのリストが最適か?)
一年ごとに更新が行われる場合などは、オートメーションルールからのスタティックリストへの追加ではなく、ダイナミックリストによる繰り返しの登録が有効な場合もあります。
参考:EngagementStudioでの再利用



以上、これから受ける人のために参考になれば幸いです。
次は諸事情によりExperienceCloudコンサルタント試験になりそうな予感