2015/03/13 に公式サイトで発表があり、11-056黄祖が1枚制限カードに変更になりました。このブログで掲載しているデッキレシピは、2015/04/01以降の公認大会並びに、2015/03/29の東京の宴で利用できないです。
このブログを特に消すことはしませんが、参考にされる方は、大会で利用できないことに注意をお願いします。
3月8日、公認プレイヤーのぽえじーさん主催のユーザー主催イベントで優勝してきました。
使ったデッキが10連ガチャデッキ、準優勝も10連ガチャデッキという大会で、10連ガチャデッキの可能性が見えてきたので、ここでまとめてみます。
10連ガチャデッキとは?
董卓の能力で10枚の捨札に送るところから通称10連ガチャデッキです。
11弾黄祖と、6弾黄祖を8枚入れて、5弾董卓やANV高順を用いて山札から直接捨札に送ることによって、敵陣の武将を撤退させて勝つことを目的とするデッキです。最終的には山札が黄祖だけになり、毎ターン数千点のダメージを安定して出せるようになります。
このデッキの強みは、6ターン目に董卓が能力を2回起動すること「だけ」で、その状況がかなりの高確率で作ることができるところにあります。また、群雄には賈詡劉表を始めとしたドローサポートや戦線を構築できるカードに優秀なカードが多く、そのコンボを決める過程を妨害をするのが難しいことが、このデッキの注目点です。
デッキレシピ
今回は、オーソドックスな構成を紹介します。 自分が前述の大会で優勝したのと、10枚以上構成が違いますが、一番デッキの考え方を伝えられる構成で作ってみました。
3牛輔 1盧氏 1蔡邕 3賈詡 1董白(CP-018) 1蘇飛 1厳氏(ANV) 4劉表 1鄒(11−054) 1劉琮 1張燕 2李儒 2王異 3高順 1徐栄 1馬騰 1甘寧 4董卓 1呂布 1馬超
3傾国の眼差し 1暗器強襲 1妨害工作
かなり特色を消した構成にしましたが、デッキ構築の幅が広いのが、一つの魅力です。
他にも色々構成があって考えるのが楽しいです。
基本的に、董卓と黄祖が入ればデッキとして成立するのが強みです。
牛輔と鴻姫多めなのは、自城壁に黄祖が多く眠っている場合の保険ですが、気にしない人は入れなくても良いと思います。実際に、牛輔1盧氏4構築をしている人も多いと聞きます。
基本的なプレイング
6ターン目に理想的な形で董卓を配備すれば、20枚の山札破壊で、毎ターン黄祖タイムが作れます。よって、そこまでいかにして相手の妨害を封じる戦いができるかが鍵になります。
6弾黄祖と鴻姫の1枚めは、国力として使用します。ただし、相手が群雄で王異が予測される場合は、6弾黄祖は重要な役割を持つので、国力裏置きが推奨です。
基本的には、各コストの枚数が多いカードを並べて行けば良いだけですが、理想は、賈詡劉表で計略を捨てて、捨札から李儒を配備して四ターン目に王異、5ターン目に高順、6ターン目に董卓の流れです。この流れで負けるのはそうそうないです。強いていうならば、相手陣に張燕が配備されている場合くらいですが、それも暗器やANV厳氏、鄒で対処が可能です。李儒と眼差しが回れば、1枚しか入っていないカードもリサイクルできます。
6ターン目までに高順か盧氏で5枚捨札に送っていれば、6ターン目の董卓の能力2回起動で山札は黄祖だけになっているはずです。山札10枚以下の場合は、董卓の無双連撃が発動しないので、2回起動ができず、疲弊を晒すことになるので、高順の重要性が増します。
6ターン目に、運が良ければ、8000程度のダメージが敵陣に入ります。 運が悪くても5000のダメージは、だいたい確保できます。 先手であれば、相手の場に武将は残っていないはずです。
あまりうまく行かない場合は、傾国の眼差しで必要パーツを補充します。 傾国の眼差しは劉表で黄祖を捨てた後、山札のTOPに黄祖を戻してから董卓能力起動をするなど、様々な使い道があります。
次のターンの相手の反撃を凌げば、勝ちがほぼ確定するので、相手の勢力によって何を警戒するか事前に研究して置く必要があります。
10連ガチャデッキ対策(の対策)
回った10連ガチャデッキに対抗カード無しで戦うのは至難です。
勢力別に対抗できるカード、流れを上げておきます。
魏:虎士隊、奇襲で董卓を倒すなど。基本的にかなり厳しい。神速のような早い展開に持ち込むのが良い。 蜀:王桃、馬謖などの挑発効果。馬超乱舞で相手の場を壊滅させるなど。 群雄:張燕。王異。 呉:基本的にはかなり厳しい。王異董卓並んだ段階で投了ほぼ確定。早い段階で焼きビートをしてもかなり辛い。 漢軍:董卓呂布とかでの押し切りなど。基本的にかなり厳しい。
一番簡単に対策できるのは群雄で、トップの妨害カード張燕に、王異で勝ち筋が見えます。待機状態の張燕は、厳氏と鄒、暗器と対策はあるものの、かなり厳しい対策カードです。
しかし、王異は、6弾黄祖の伏兵よる排除や、そもそも、董卓が能力を2回起動してからの劉表李儒が、王異を攻撃する流れに絶えきらなければならず、基本的には対策として不十分だと思っています。基本的に王異だけ出された場合で、負けたことはないです。(戦い方を知っているので)
蜀は、群雄の次に勝ちやすい勢力です。挑発と馬超乱舞で董卓を倒すことで勝機が十分あります。つまり街亭最強説。王異が出ても長槍関羽(奇襲)で戦うなど、普通にデッキを組む過程で戦える要素が強いです。蜀的には、王異よりも李儒が厄介かもしれません。
ただし、後攻の場合は、蜀陣の武将が全て焼かれているのが安易に想像できるため、10弾馬超だと待機状態を狙えないだろうというのはの問題です。
他の勢力はかなり勝ちを狙うのは難しいです。某伏兵使いの有名君主とかは、一ターン目の甄皇后や、2ターン目の張春華が遠慮なく殴るなど、戦い方を熟知していても、かなり辛いと言っていました。
速攻系が全般的にキツイので、6ターン目を相手に与えないプレイングは、全ての勢力で有力な勝ち筋です。
なお、墓地から除外する系は効果が薄いので注意が必要です。 PR王元姫などは、避雷針程度の意味しかありません。
最後に
長々と書いてきましたが、基本的に10連ガチャデッキは、薫平の好きなデッキタイプではありません。それは、10連ガチャデッキ対策を知らない人は、対抗する術なく一方的に蹂躙する理不尽さを持っているからです。
そしてなにより、プレイングが難しくなく、相手に使われた場合に、ゲームとして三国志大戦tcgを楽しめないという点です。全盛期の五虎将の匂いがします。 大体、同デッキ対決を除くと勝率8割ぐらいです。
敢えて、ここで紹介したのは、勢力にもよりますが、対抗策が全く無いわけではないので、知ることによって対抗出来る余地があるからです。
月末の東京の宴が楽しみだ(←まだ出れるかどうかわかってない)
ではでは、今日はこれまで。