タディのブログ

人狼ゲームのことや、猫カフェの画像や身近に起きたことを適当に書いてます。旧薫平ブログです。

【映画寸評】英国王のスピーチ

一言で言えば「予告編以上の内容が存在しない映画」です。 正直これでこのブログを終えても良いぐらい。 かなり評価は低いです。

予告編はYouTubeに上がってますので、参考まで

本当に、この予告編のままで「想像を超える何か」も、「この映画でしか味わえない感動」も、なにもありません。ストーリーに関連のないアクションとかもありません。

例えば、本作とアカデミー作品賞を争うと言われている「ソーシャルネットワーク」であれば、終わったあとに色々考えされられました。あの映画は、観た人のそれまで人生によって受ける印象がそれぞれ変わるでしょうし、真実はそれぞれの心のなかに生まれると思います。 ですが、その「受け手に判断をまかせる」といった「含み」的なものもありません。完全な正解が表示されますが、それがただ想像通りの結果でしか無い。 ライバルもいない、恋敵もいない。越えられない壁を超えた一瞬もない。ただそこに成長した事実があるだけ。 正直、映画というよりは伝記みたいでした。実際実話ですが。

フォローしておくと、主演のコリン・ファースの演技は素晴らしかったです。作品賞は別として、主演男優賞は納得できます。しかし、その演技を以てしても、この作品は正直駄作だと思います。

いかにも賞をとりやすい設定の映画ですが、冷静に見れば特別な映画ではないのがわかると思います。

今日はここまで。